キャンベルを飼ったことがない人にとって、一番気になるのは、「キャンベルって、やっぱり噛むの?」ということではないでしょうか。
10年前、我が家に初めてやって来たキャンベル、初代ミー太は、初めの1ヶ月くらいは、たまに噛みました。
でも、馴れてくるにしたがって噛まなくなり、1年くらいで手の上で寝るようにもなりました。
活発で遊び好きでしたが、「噛む」ということに関しては、ジャンガリアンたちと差はありませんでした。
現役キャンベルの5代目チー太は、やって来て明日で4週間になりますが、1度も手を噛んだことがありません。
チー太は、おけいさんのおうちで小さいときからかわいがられて育ったので、「噛む」という概念自体がない感じです。
おけいさんのおうちでは、たくさんのキャンベルさんを抱っこさせてもらいましたが、みんないい子で、噛んだりしませんでした。
私の少ないキャンベル体験からいうと、キャンベルの「噛み具合」は、ジャンガリアンと同じ、という結論です。
では、どうして「キャンベルは噛む」ということが広まったのか…?
←それは、この飼育本からではないかと思います。
霍野晋吉氏 著
成美堂出版 より
1996年1月20日 発行
この本は、ハムを飼い始めるよりも前に、写真がかわいいということでダンナが買って来て、我が家でハムを飼うきっかけになった本です。
ジュニア向けですが、飼育の基本的なことはわかります。
ハムを飼い始めた10年前には、書店ですぐに手に入るハムの飼育本は、この本くらいしかありませんでした。
この本の後、たくさんの飼育本が出始めましたが、表現などから、この本を参照していると思われるものが多いです。
この本に載っているキャンベルの写真の下に、「ドワーフの中で一番気が荒く、咬(か)むこともあります。…」という説明があるのです。
ジャンガリアンの写真の下には、「野生でも人なつこく、よく人になれます。…」という説明があります。
この本以降の飼育本では、これに似た表現でジャンガリアンとキャンベルが対比されていることが多いです。
私は、この本自体はとても好きで、たまに読み返して、初心に帰っています(*^・^*)
でも、この本が、「キャンベル=噛む」という説を定着させてしまった(かもしれない)のは、
ちょっと残念です。
もし、この本よりも先に、こういう説を載せている飼育本をご存知の方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えてくださいね。お願いします。
それでは、特にテーマはないのですが、ミー太&チー太の写真を。
まず、ミー太から。おっとり。
続いて、チー太です。ちょこんと。
2匹ともとっても元気です(*^・^*)
私の肩こりですが、だんだん改善してきました。
ご心配いただきまして、ありがとうございましたm(__)m
もう少し復活しましたら、みなさんのHPに遊びに行かせていただきますね♪