ダンナの手の上で、この姿勢でしばらく寝ていたミー太。突然、目が覚めました。
気持ちよく寝ていたのに、起きてしまった、その理由とは…
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「暑いよぉ~!!」(by ミー太)
上の写真で、ミー太のわき腹のあたりの毛が濡れているのがわかりますか?
汗かきのダンナの、手の汗です(^^;
このあと、おうちに帰してもらったミー太が、トイレに駆け込んでシャカシャカしたのは、言うまでもありません(爆笑)
手の上は暖かいとはいっても(笑)、ハムスターの住まいの保温には、気を遣う季節になりましたね。
みなさんは、何度くらいを目安に保温していますか?
我が家の失敗について、お話したいと思います。
初めて飼った初代ミー太が、まもなく2歳になるというころ、設定ミスで、半日ほど、巣箱の周りを15度くらいまで低くしてしまったことがありました。
擬似冬眠になりかけたかどうかはわかりませんが、普段と比べてものすごく眠い状態になっていたのは確かです。
慌てて、温度を上げ、そっとしておいたところ、次の日には普通に戻りました。
しかし…それからすぐに、皮膚病を発症してしまったのです。
因果関係はわかりません。わかりませんが、温度が下がったことで体力を消耗し、免疫力が落ちて、発症してしまった可能性は大きいと思います。
それから8年近く経ったいまでも、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
5度を下回ると、擬似冬眠し、危険な状態になるということは、よく飼育本にも載っていますね。
しかし、高齢の場合や身体の弱い子の場合は、15度でも身体への負担は大きいと、我が家の失敗の例からも、わかります。
先日、あるハムのブログで、
「日内休眠(擬似冬眠と同じ意味のようでした)に入ってしまう温度は5度なので、それを下回らないように注意しさえすれば、そんなに温度を上げなくてもいい。」
という意味の書き込みを読みました。
私は、それを読んで、びっくりし、とても悲しい気持ちになりました。
「5度」に近い低温というのは、元気なハムにとっても、相当過酷な環境だと思えます。
ハムの健康状態によっては、死に直結する場合もあるかもしれません。
そういう方針で飼われているハムがいることが残念ですし、それを読んで真似をする人が出てきた場合のことを考えると、さらに悲しい気持ちになりました。
「最悪でも死ななければいい」ということと、家族の一員としてハムに「快適な生活をさせる」ということは、全く別の次元の話です。
私は、ハムの飼い方については、飼い主さんの判断でいいと思っていますし、普段は、他の人の飼い方についてどうこう言うことは慎まねば!と、自分に言い聞かせているつもりです。
でも、この書き込みについてはショックが大き過ぎて、いまだにその内容が頭から離れません。
そして、こうして、自分の失敗を記事にせずにはいられませんでした…。
我が家では、現在、20度を目安に温度管理をしています。
それでも、先代ミー太が1歳9ヶ月で肺炎になったときには、獣医さんから、「快復するまでは、25度近くまで上げてください」と言われました。
病気のハムにとっては特に、低温の環境に置かれることは恐ろしいことだと思います。
みなさんのところは、何度くらいを目安に保温していますか…?
(長々と読んでいただき、ありがとうございました。)